住んでいる街の絵本

鎌倉がやっと紅葉したかと思ったらもう年の瀬。近年はずいぶん秋が長くなったので、昨年なんかは年末の寒くてきりりとした高揚感を十分に感じる間も無く年が明けてしまいました。あと数日、今年を気持ちよく締めることができるよう、2020年の年末を目一杯体感しておきたいと思います。

さてさて、こんなご時世ではありますが、今年もいくつかの学校や大学でコラボ企画を実施してまいりました。画像はとある絵本の原画。総合の授業で小学校3年生のみんなとともに、住んでいる街の良さを伝える絵本を作っています。子どもらは半年間のワークを通して、見守り隊の方、商店の方、お父さん、お母さん、先生に友達などなど、たくさんの気持ちや優しさを改めて感じることができたようです。スキャンしてからテキストをレイアウト、印刷製本して、来年早々に完成予定。彼らが絵本を手にするときの顔が楽しみでなりません。そうです、元気をもらっているのは間違いなく私の方なのです。

2020CSR報告書

11月に発行しておりましたCSR報告書。
CSR報告会の様子が2020年12月3日号のタウンニュースに掲載されたこともあり、報告書発行のお知らせをこちらのブログでも。
今年はESGをベースにしたページ構成です。ぜひご覧くださいませ。

2020CSR報告書

(CSR報告書代表挨拶抜粋)
 平素は格別のお引き立てを賜わり厚く御礼申し上げます。2020年版のCSR報告書をお届けいたします。
 もはや耳にタコでうんざりされていることとは思いますが、やはり今年は”コロナ禍”に言及せざるを得ません。当社はもとより印刷産業全体が大きな影響を受けたことは言うまでもありませんが、私たちにとっては単なる仕事としての関わりを超えて、毎年すべての社員が楽しみに、そして誇りに思い、毎年開催されることが当たり前だと思っていた全国高等学校野球選手権神奈川大会が中止になってしまったことは、何より衝撃的な出来事でした。
 コロナへの政府や世間の反応にも納得のいかないことは多々ありますが、そんな中でも自社の事業を今一度見つめ直すことができ、ピンチの中にもチャンスありを実感できた1年でもありました。いつかは改革しなければならないと思いながら、ついつい惰性で続けてきてしまった多くのことが、「いま」やらなければならないこととして目の前に突きつけられ、毎日新しいことだらけで新鮮です。
 CSRの目的が「企業の永続的成長」であるとすれば、いま自分たちがやらなければならない”次の一手”が少なからず見えているということが、取りもなおさず昨年まで継続してきたCSRの成果なのではないかと、これまでご指導いただいたすべてのみなさまに心より感謝申し上げる次第です。
 日頃からの皆さまのご厚情に心より御礼申し上げるとともに、是非本書をご一読いただき、忌憚のないご意見、ご質問、叱咤激励など賜わりますようお願い申し上げます。

2020年11月
 株式会社協進印刷
 代表取締役社長 江 森 克 治

感染予防を学んで、こども食堂を元気にしよう!

今年3月、新型コロナウイルスの感染拡大の初期段階に発行し好評を得た『感性予防のために、できること』。

この絵本の販売収益を、感染拡大の影響で開催が困難になっている神奈川県のこども食堂の運営に役立ててもらうため、12月限定で『寄付付き版 感染予防のために、できること』を販売します。
1冊60円につき5円が、「神奈川こども食堂・地域食堂ネットワーク」に寄付されます。この企画は寄付月間(※)2020公式認定企画です。
みなさまの温かい1冊がこども食堂を元気にします!

ご購入申し込みはこちら!(トップ写真のQRコードからもお申込みいただけます)

寄付月間(Giving December)とは、「欲しい未来に、寄付を贈ろう。」を合言葉に毎年12月の1ケ月間、全国規模で行われる啓発キャンペーン。民間非営利組織、企業、大学、行政、国際機関などが推進委員会を設置し、2015年12月に第一回寄付月間が始まる。民間主導の取り組みであるが、2016年6月2日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2016 ~600兆円経済への道筋~」(骨太方針)に「「寄付月間」等の寄附文化の醸成に向けた取組を推進」が盛り込まれた。(出典:Wikipedia)

CSR報告会「ありがトゥナイト2020」無事終了!

立冬も過ぎたというのに、暖かく上着を脱いで歩いている方が沢山いた先週金曜日、年に1度のCSR報告会「ありがトゥナイト」が無事に終了しました。
7回のうち、こんなに暖かい「ありがトゥナイト」は初めてではないでしょうか?

今年は規模を大きく縮小しての開催でしたが、足を運んでくださった方、オンラインで参加してくださったみなさまに楽しんでいただけたらと、半年かけて準備してきました。
そして今年はわたしも初めて「3R Club」で発表担当になりました。とても緊張して、あの時間の記憶はありません(笑)

新型コロナウイルスとの共存はたまた別に何かが起こるのか・・・1年後どうなっているのか分かりませんが、また来年お会いしましょう~~!

パネル展示の準備
JOバックナンバーとメッセージボード
同時配信Zoomでの取り組み報告会

ブログがマガジンにリニューアル!

2017年4月のスタート以来、こつこつとほぼ毎週の投稿を続けてきたスタッフブログを、協進印刷のオウンドメディア「cocollabo magazine」としてリニューアルしました。
これまでの社員のつぶやきや地域情報に加え、オウンドメディアの効果的な発信方法やCSR実践方法などのノウハウ記事、印刷やデザインの技術に関するマニアックな記事、当社の新製品に関する記事なども掲載していきます。
お気に入りへの登録よろしくお願いします!

弊社CSR報告会「ありがトゥナイト2020」今年はZoomでもやります!

CSR報告会「ありがトゥナイト2020」は、例年通り会場での開催と、7回目の今年は取り組み発表をZoomで配信することにしました。
関東近郊の方々だけでなく、日本全国そして海外の方にもご視聴いただけます。
Zoomの参加人数は無制限です!みなさま、どうぞお申込みください!

日時:11/20(金)15:00~16:00
<取り組み報告(予定)>
・代表挨拶および全体総括
・環境の取り組み
・働き方改革
・地域貢献の取り組み
・コロナ禍での取り組み
 など

お申込みフォームはこちら。

なりすましメールで感染する「Emotet」に要注意!

おはようございます。ここ2週間、一駅分歩いて出勤している真島です。
今日は良いお天気ですね。気温は昨日よりぐぐっと下がるようですので、暖かくして過ごしましょ。

さて、今日は情報セキュリティのお話です。
既にご存じの方も多くいらっしゃるかと思いますが、最近身近な人から送られてくるようになりましたのでご紹介。

なりすましメールで感染する「Emotet」というウイルスによる被害が拡大しているようです。
メールの送信元も件名もホンモノをコピーしてくるので、ついつい開封してしまうようです。
仕組みとしてはWordのマクロを使っているので、誤って添付ファイルを開いてしまったとしても、「コンテンツの有効化」ボタンを押さなければウイルスに感染することはありません。「コンテンツの有効化」ボタンを押すときは、ファイルが間違えないかをよく確認した方が良いですね。
IPA(情報処理推進機構)のホームページに詳細がありますので、ぜひご参照ください。

ご存知でしょうか?「Scope3」

みなさま、こんにちは!11月に入った途端冬のような気温になりましたね!万年冷え性な私としてはかなり嫌〜〜〜な季節なのですが、今年は着る毛布やミニヒーターなんかを購入してなんとか乗り越えようと考えています笑😀

さて、話は変わりまして…

実は私、社内では環境保護推進委員会に所属しています。環境保護推進委員会は環境保護のための取り組みや、環境に優しい商品開発をしたりと様々な活動を行なっています。

そして今月からは自社の事業活動の中で排出されるCO2のみだけではなく、事業活動に関わるあらゆる排出量を把握するためScope3をもとに「サプライチェーン排出量」の調査を開始しました。

<Scope3>とは?

2011年にGHGプロトコルが策定した、温室効果ガスのサプライチェーン排出量の算定・報告のための世界的な基準・ガイドラインにおける排出量の算定方法・範囲のことです。

算定方法についてはこちら(環境省 グリーン・バリューチェーンプラットフォーム)

内容は私としては少々?いや、かなり難しいのですが…😧

地球に優しい企業であるために、できることを日々頑張っています!

認知症を知ろう

秋深まり、鮮魚コーナーの陳列が一年で一番華やかになる今日この頃、ハマチか、ヒラメか、キンメか、カサゴか、刺身か、煮付けか、揚げるか、焼くか、もう端から全部食べたくて、なかなか売り場から立ち去れない竹見です。やはり秋は美味しいから大好きです。

さて、そんな秋の始まり、世界アルツハイマーデーの9月21日頃、認知症を知るための啓発ポスターを発表しました。これは、弊社もメンバーとして参加しているオレンジプロジェクト(「お年寄りに優しいまちづくり」を目指して、2016 年から六角橋商店街連合会が中心となり、実施している認知症啓発プロジェクト)で制作したポスターです。例年行っているようなイベントやセミナーの実施は難しく、今年は何ができるかを何度もオンライン上で協議し、この”認知症を知ろう“ポスターを完成させました。認知症の方とのふれあいを、優しく分かりやすく描いています。ぜひ一度ご覧ください。

ポスターは、以下、六角橋地域ケアプラザのウェブサイトから無料ダウンロードできます。

https://rokkakubashi-cp.wakatake.net/news/202009_orangepj_poster/

「JO」第33号発行しました。

 朝晩は肌寒さも感じるほど、この1ヶ月ですっかり秋が深まった感がありますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。少しずつ出張も戻っていて、GoToトラベルがありがたい今日この頃、自粛で迷惑かけたからお返ししなくちゃという、義理人情のいかにも日本人らしい政策ではありますが、あまりに安すぎて、GoToが終わったらまた閑古鳥なんてことにならなきゃいいけど・・・と余計な心配をしています。
 そんなご時世ではありますが、粛々とJO33号を発行いたしました。巻頭対談は横浜のこれからのまちづくりを担う、次世代のホープ六角橋ケアプラザ地域活動交流コーディネーターの原島隆行さん。オレンジプロジェクトでの成功体験を踏まえ、我が国の福祉制度の課題について踏み込んだ議論をしました。
コラムの「益者三樂 損者三樂」では、大根料理にかかせないアレについて書いています。4面「あなたの知らないふぉんとのはなし」第3話は「明朝体」について。裏面のギャラリーは、先日紹介しました障がい者アート展覧会の作品です。
GoToトラベルのお供に連れていってもらえると嬉しいです。

※ JOはバックナンバーも含めHPでご覧いただけます。第5号には「JO」のタイトルの由来も掲載しておりますのでご興味ある方はどうぞアクセスを!「紙で読みたい!」という方はお気軽にお問い合わせください。

インキ?インク?

ご無沙汰の投稿です、久々の現場からです。

いかがお過ごしでしょうか?すっかり秋も深まってきた感じですが、まだちょい寒い暑いの寒暖激しいですよね?自分だけ?

表題ですが、結果同じです。粘度の違いによるものはあっても使い分けは同じようです。

ただやはりトロトロしたもの?ボールペンや万年筆、インクジェットなどはインクといい、印刷業界などで使うドロッとしたのはインキというのが通例のようです。ちなみにインクは英語、インキはオランダ語のようです。

まぁ私もインキですから!ヨウキではないかな?ヨウキなおじさん目指してますが!?なかなかムズカシイいです、、、

さておきトップの画像ですが、弊社ではここ10年以上この環境にやさしいナチュラリスというインキを使っておりまして、慣れ親しんだものだと思っておりましたが、最近名称が変わったようです。上が変わりました、ただ前にNPがついただけなんですが、、、 

素人には?いやすぐわかる!インキそのものの状態が明らかに変わりまして

タックとフローの違いがあるのでは?また成分的には?

 

「まずは、インキが糸を引く性質に関してなんですが、これは、
「曳糸性」(えいしせい)と言って、タックやフローとは、また別な
性質の話に成るんです。

モットリングって言うトラブルが有りましてね、印刷面が果物の梨の
表面のように、ザラザラした感じに成ってしまうトラブルを、こう
呼んでいます。曳糸性が強いインキだと、発生しやすいですね。」

「タックとフローの簡単な解説をしておきましょうね。
タックって言うのは「インキを引きちぎる時の抵抗」みたいな感じです。
インキが、ブランから紙に転移される時、転移した直後に、ブランと紙が
離れる事に成りますよね。

この時、ブランと紙の間で、インキの引きちぎり合いが発生するんですよ。
例えば、上質紙のように、紙の表面強度が低い紙だと、この引きちぎり合いに
紙の表面が負けて、ベリッと剥がれてしまう事に成ります。これがピッキング
って言うトラブルですね。

フローの方は、インキを、ガラス板の上に数グラム置いて、それが一定時間の
間に、どれだけ広がるか?って言う数値なんですよ。いわゆる硬めのインキなら
なかなか広がらないでしょうし、タラタラのインキなら、いっぱい広がりますよね。
広がった直径が数字に成りますから、数字が大きい方がタラタラのインキ
って事に成ります。」

ということで、

なんか専門的なことをえらそうに連ねましたが、これ自分が勝手に印刷の神と崇めているひとの言葉です。勝手に引用させてもらいました、、、

印刷には特に問題はないですが、少々使い勝手が変わったので如何なものかと思った次第です。

この目まぐるしく変化のある日々にささいな?変化にも気になった今日この頃です。

では皆様も新しい日常を有意義に過ごせるように

 

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